耳鳴り
ご存知でしたか?American Tinnitus Association(アメリカ耳鳴り協会)によると、
データ出典: www.ata.org
耳鳴りは聴覚が衰えた状態で、シューという音や鳴り響くような音、ザーザーいう音が聞こえるなど音の感知の異常が絶え間なく起こり、日常生活や健康全般に少なからぬ影響が出る可能性があります。
研究により、ピクノジェノール®が耳鳴りの症状を緩和し、内耳の血流を改善する効力があることが分かりました。この研究は、大動脈、大静脈から毛細血管まで、血管の機能改善におけるピクノジェノール®の卓越性を裏付けています。
イタリアのキエティ-ペスカラ大学で行われ、パンミネルヴァ・メディカ誌に発表された研究では、軽度から中度までの耳鳴りが片方の耳のみに生じ、もう一方の耳は耳鳴りが生じない患者82人を4週間観察しました。
Aグループの患者には1日150 mgのピクノジェノール®を、Bグループの患者には1日100 mgのピクノジェノール®を与え、対照グループはピクノジェノール®を全く与えられなかった患者で構成。研究開始時の心臓収縮期と心臓拡張期の平均血流速度は、ピクノジェノール®の摂取量が少ないグループでは14.3 と 4.22 cm/sec、ピクノジェノール®の摂取量が多いグループでは13.2 と 3.2 cm/secで、どちらも耳の血液潅流が不十分な徴候を示していました。 ピクノジェノール®処方後、症状のある耳の内耳の心臓収縮期と心臓拡張期の血流速度は、低量摂取グループで平均21.2 と 8.23 cm/secまで、多量摂取グループでは24.3 と 12.5 cm/secまで増加したことがこの研究でわかりました。 この結果は、内耳の毛細血管の循環の改善で耳鳴りの症状軽減に大きな効果があったことだけでなく、ピクノジェノール®の摂取量に関連した効果の違いの可能性も同時に示しています。この研究では、耳鳴りについてのピクノジェノール®の効力を詳細に調査しています。耳鳴り自覚等級Subjective Tinnitus Scale (STS)を使用して 研究開始時に、症状に0(低度の耳鳴り)から15(常時ひどい耳鳴り)までの等級をつけるよう対象者を指導しました。初期STS平均値はピクノジェノール®摂取患者グループではおよそ8.8、対照グループでは7.9でした。 4週間後、STSのスコアは低量摂取グループでは5.2に、大量摂取グループでは3.3に下がり、症状のある耳の雑音の著しい軽減が見られました。 対照グループでは著しい変化は見られませんでした。