（2017年3月20日） – 米国心臓協会によると、女性が更年期の時期に入ると、女性ホルモンの低下と共に心臓血管疾患のリスクが高まる。2017年2月に報告された(Belcaro et al, 2017)最新臨床試験結果が長年の研究成果を踏まえ、新たにピクノジェノール®の更年期障害の症状に対する効果と同時に心血管リスク因子であるホモシステインとC反応性タンパク（CRP）に対する効果が確認された。
「女性が更年期に近づくと、女性ホルモンの低下により、ホットフラッシュ・寝汗・情緒不安定などのような色々な変化身体に現れる。しかし、女性ホルモンの低下が心臓血管疾患のリスクを高めることも見られる。実50歳以上の女性には心臓病が死亡原因の第1となっている」と内科医であり栄養医学の専門家であるDr. Fred Pescatoreは述べている。
多くの更年期女性に役立つ主要な研究結果
8週間のピクノジェノール®を摂取した結果、更年期関連症状が大幅に緩和したうえ、閉経期に高まった心血管リスク因子にも有意な改善も診られた。
今回の試験結果がこれまでの研究と合致し、ピクノジェノール®の脂質異常（コレステロールや中性脂肪）・高血圧・高血糖値などの心血管のリスク因子を改善する効果が改めて確認された。
今回の8週間の臨床試験では、同等な更年期関連症状を謳えた70名の女性（40-50歳）がコントロール群もしくはピクノジェノール®摂取群（1日100㎎ピクノジェノール®を摂取）に別けられた。全ての被験者が適切な運動と休息や健康的な食生活に対する指導を受けた。ピクノジェノール®の摂取による副作用の報告は無かった。
閉経周辺に高まる心臓血管疾患のリスクの軽減
ピクノジェノール®の摂取を6ヵ月間続けた被験者には、心血管リスク因子がさらに低下し、閉経周辺に診られる心臓血管疾患のリスクの増加を防止することが出来た。6ヵ月後の改善結果：
o ホモシステイン（ピクノジェノール®群47%；コントロール群6%）
o 高血圧の正常化（ピクノジェノール群8%改善；コントロール群3%）
o C反応性タンパク（ピクノジェノール群60%；コントロール群2%）
o 空腹時の血糖値（ピクノジェノール群9%；コントロール群1%）
o 酸化ストレス（ピクノジェノール群22%；コントロール群2%）
o 中性脂肪（ピクノジェノール群11%；コントロール群1%）
今回の臨床研究は4回目でピクノジェノール®の更年期関連の症状の緩和効果が確認された。また、今回初めて更年期関連症状と同時に発生する心臓病のリスクの増加を改善並びに予防する効果が確認された。
ピクノジェノール®について
ピクノジェノール®（Pycnogenol®；ホーファーリサーチ社；スイス）フランス海岸松の樹皮から由来された天然なエキスです。特許化された抽出方法でプロシアニジン類や有機酸を含む特集なフラボノイド類が豊富に濃縮され、身体に様々な有益な効果が確認されています。40年間に亘って世界中で研究され、ピクノジェノール®の安全性と有効性を証明する380以上の研究発表がパブリッシュされています。ピクノジェノール® は世界中で700以上のサプリメントやマルチビタミンに使用されています。詳しくは： www.pycnogenol.com