2015年5月14日 –アメリカで死因第一位である冠動脈疾患（CAD）の 危険性の高い人々にとって天然の解決策が新しい研究の中で報告された。「Journal of International Angiology」という学術誌で発表された研究では、フランス海岸松樹皮由来の規格化された天然植物エキスであるピクノジェノール®（Pycnogenol®）を毎日摂取することによって、境界型高血圧、高血糖、脂質異常症の人々の内皮機能を改善する助けになるかもしれないことが分かった。この研究でピクノジェノール®が血圧を正常化し、LDLコレステロールを管理し、酸化ストレスを減らすことを示した。
アメリカのおよそ7000万人が高血圧を患っており、血管内壁が正常に機能していない内皮機能障害によって刺激され得る。内皮機能障害によって高血圧、糖尿病、敗血症ショックのようないくつかの心血管疾患が生じたり、又一因となり得る。
論文審査のある研究がイタリアのペスカラ大学で行われた。概して健康で健康的な生活を送っている40歳から60歳の境界型脂質異常症、高血圧、高血糖である92名が参加した。
この研究では、49名の参加者は健康管理計画との併用で1日3回50㎎のピクノジェノール®を摂取し、コントロール群である43名の参加者は健康管理計画のみ従った。健康計画には炭水化物やカフェイン入りの飲み物を減らすことや毎日の運動が含まれている。内皮機能障害に対する確定した治療法がない一方で、生活パターンや毎日の運動がコレステロールレベルを下げることが分かっている。
被験者は8週目と12週目に評価された。毎日ピクノジェノール®を摂取したグループは以下の通りとなった：
内皮機能を有意に改善 (8週間後には55%、12週間後には66%)
酸化ストレスが20％有意に減少
境界型高血圧である被験者の血圧を平常値に戻す
境界型脂質異常症である被験者のコレステロールレベルを下げる
境界型高血糖値である被験者の空腹時血糖値を改善
「この研究はピクノジェノール®が血小板凝集、血圧や酸化ストレスを減らす助けをする役割を果たすということを示した以前の研究に基づいている。LDLコレステロールレベルを減らし、毛細血管形態や機能を正常化し、概して血液循環を改善する助けをするピクノジェノール®の有効性を示した数多くの研究がある。チューリッヒ大学病院での2012年からの研究で冠動脈疾患の人々の内皮機能の改善をすでに確立した。これらの新しい発見はピクノジェノール®が全般的な内皮機能の改善を助け得ることを示し、裏付ける。これは何百万人という患者、特に境界型高血糖、脂質異常症又は境界型高血圧の人々にとって重要な研究分野であり、前臨床アテローム性動脈硬化の進行において必須段階である。」と主任研究員であるジアニ・ベルカロ医学博士は語る。
内皮機能は指の末梢部の流れを評価するため、血管内皮機能検査（FMD）とレーザドップラーを使って測定された。さらに、血しょう中活性酸素の（PFR）代謝パラメーターと血圧が評価された。ピクノジェノール®が健康管理計画に加えられた時、12週間後内皮機能が66%改善した。
ピクノジェノール®の内皮機能改善は内皮細胞に存在する内皮一酸化窒素シンターゼ（eNOS）酵素を活性化し、前駆体アミノ酸L-アルギニンから一酸化窒素（NO）をより効果的に作り出す能力によって説明される。
さらに、この研究は以前に報告されているピクノジェノール®の心臓健康効果に関する研究報告の裏付けになります。安全性の高い多機能性の抗酸化物質として、ピクノジェノール®は心血管障害に取り組んでいる人に対し天然の選択肢であるということを裏付けるものである。過去の臨床試験では内皮機能、高血圧、コレステロールや血小板機能を含めた心臓血管のリスク要因同様に慢性炎症に関してピクノジェノール®の有益な効果が示された。
ピクノジェノール®について
ピクノジェノール®（Pycnogenol®；ホーファーリサーチ社；スイス）フランス海岸松の樹皮から由来された天然なエキスです。特許化された抽出方法でプロシアニジン類や有機酸を含む特集なフラボノイド類が豊富に濃縮され、身体に様々な有益な効果が確認されています。40年間に亘って世界中で研究され、ピクノジェノール®の安全性と有効性を証明する340以上の研究発表がパブリッシュされています。詳しくは： www.pycnogenol.com