2020年4月28日スイス、ジュネーブ- 査読付き論文において、ドライマウスで苦しむ人々にとって有望な結果が報告されました。投稿された論文によると、フランス海岸松樹皮抽出物として知られるピクノジェノール®の摂取により唾液分泌量が著しく高まり、ドライマウスの症状が緩和されることが報告されました。ドライマウス患者は日本国内で800万人とほうこくされていて、潜在的に3000万人[1]がいると推定され、4人に一人の日本人がドライマウスで悩む人がいるという計算になります。
「口内乾燥症として認知されるドライマウスは、ごく一般的にみられる病状であり、抗ヒスタミン薬・鼻詰まり改善薬・降圧薬等の処方箋や市販薬の使用による副作用、糖尿病などによっても引き起こされます。ドライマウスは歯周病[2]・虫歯・口臭といった症状で生活の質を悪化させ、これらの症状を放置することにより、口臭の悪化・慢性的なのどの痛み・会話や咀嚼[3]が困難になることがある」と栄養学の専門家Dr.フレッド・ペスカトーレは述べています。
この臨床実験はピクノジェノール®の効果をドライマウスの症状を示している45~55歳の被験者計48名によって行われました。被験者は糖尿病由来のドライマウス罹患者24名と非糖尿病ドライマウス罹患者24名の2つのグループで、各グループをさらにピクノジェノール®150mg/日を摂取する12名(ピクノジェノール®摂取群)と標準管理の12名(コントロール群)に分け2週間実験を行いました。結果は実験前と実験後の超音波検査による唾液腺の変化、咀嚼テストによる唾液分泌量の変化を分析し、2週間の日常摂取によって次のような改善が確認されました。
非糖尿病グループ(ピクノジェノール®摂取群12名・コントロール群12名[TI1] )
・唾液分泌量が改善(ピクノジェノール®摂取群82%、コントロール群0%)
・口の乾きが著しく減少(ピクノジェノール®摂取群66%、コントロール群3%)
・ドライマウスに関連する痛みや口内潰瘍の有病率が減少(ピクノジェノール®摂取群69%、コントロール群3%)
糖尿病グループ(ピクノジェノール®摂取群12名・コントロール群12名)
・唾液分泌量が向上(ピクノジェノール®摂取群70%、コントロール群は0%)
・口の乾きがある程度減少(ピクノジェノール®摂取群63%、コントロール群6%)
・ドライマウスに関連する痛みや口内潰瘍の有病率が著しく減少(ピクノジェノール®摂取群58%、コントロール群は12%)
「これらの臨床実験の結果は、ドライマウスを罹患する人々、特に糖尿病や日常的に薬を服用する人にとって有望な結果となり、ピクノジェノール®の摂取はドライマウスやさらなる合併症の予防に効果的な自然治癒力を表します。これらに加えて、本研究ではピクノジェノール®の摂取により、歯茎への血液微小循環を高め、唾液サンプルにおける酸化ストレスレベルの減少が示されました」とDr.ペスカトーレは述べました。
この論文はピクノジェノール®の天然由来の抗炎症・抗酸化成分の効能による一連の臨床研究に基づいています。ピクノジェノール®の他の臨床研究やさらなるデータをお探しの方は、ピクノジェノール®の公式ホームページwww.pycnogenol.comをご覧ください。
ピクノジェノール®について[TI2]
ピクノジェノール®(Pycnogenol®;ホーファーリサーチ社;スイス)は、フランス南西部の海岸松の樹皮から由来された天然エキスです。特許化された抽出方法でプロシアニジン類や有機酸を含む特殊なフラボノイド類が豊富に濃縮され、身体に有益な様々な効果が確認されています。40年間にわたって世界中で研究され、安全性と有効性を証明する450以上の研究が発表されています。また、世界中で1,000以上のサプリメントやマルチビタミンに使用されています。詳しくはwww.pycnogenol.com
ホーファーリサーチ社について
ホーファーリサーチ社(Horphag Research Ltd.)はフランス海岸松樹皮抽出物であるピクノジェノール®とフランスオーク抽出物のロブビット®の世界で唯一の販売会社であり、ピクノジェノール®及びロブビット®はホーファーリサーチ社Horphag Researchの登録商標です。特許化された成分ピクノジェノール®でホーファーリサーチ社はフロスト&サリバン-北アメリカ健康成分研究優秀賞、NBTアワード-最も優れた製品安全性および品質、サプライサイドウエスト科学優秀賞、米国植物協議会タイラー賞を受賞しました。ホーファーリサーチ社はピクノジェノール®の市場向け生産、販売独占権を保有し、その安全性と健康のための有効性に関する研究に現在も含め40年以上の年月を費やしています。詳しくはピクノジェノール®公式ホームページ www.pycnogenol.comまたロブビット公式ホームページ® をご覧ください。
[1] Dry Mouth Society in Japan http://drymouth-society.jp/
[3] American Dental Association: Oral Health Topics Xerostomia (Dry Mouth)
[TI1]コントロール群の人数は論文よりデータ参照
前回のプレスリリースからそのまま引用しました。